わいわいWAN

わいわいWANは、 若い世代を中心としたオンライン&オフラインの集まりです。しごと、キャリア、恋愛、結婚、出産、育児のさなかにいる自分たちの感じたことや思ったことを、語り合い、つながり、情報を発信していく場です。 オンラインではそれぞれの身近な問題や出来事について自由に語り合い、オフラインではわいわい楽しく交流していく場を提供します。

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「コロナ禍でどうしてる?」 2020年04月24日 15時10分 19
ゲームばかりする夫をどう思いますか? 2016年06月24日 21時53分 1
夫に死んでほしい妻たち? 2016年05月19日 10時25分 2
平日のPTA活動について… 2015年11月12日 20時04分 2
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一人大黒柱の男性社員sが多様な人たちを働きにくくしている 2019年12月21日 22時18分 148
派遣社員が物申す!④ 2019年06月04日 23時26分 0
既婚者優先の年末年始休暇について 2018年10月12日 00時39分 2
ズバリ悩みは全国転勤 2017年06月30日 20時34分 0
派遣社員が物申す!③ 2017年06月25日 22時42分 4
派遣社員が物申す!② 2017年05月26日 19時39分 4
派遣社員が物申す!① 2017年05月10日 00時01分 1
今日の係長語録⑧(ひとまず最終回) 2017年03月29日 00時13分 1
今日の係長語録⑦ 2017年03月22日 20時58分 2
今日の係長語録⑥ 2017年03月15日 00時25分 4
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夏休み、旅行はどうされますか? 2020年08月06日 08時35分 0
初飛行機…! 2017年02月20日 23時57分 4
台湾の慰安婦記念館に行ってきました! 2017年02月09日 23時42分 1
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真夏おすすめの食べ物ありせんか? 2016年07月10日 16時49分 2
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2000万円問題 2019年06月12日 21時18分 0
選挙は買いか 2017年10月05日 22時05分 0
the 都議選 2017年07月02日 22時13分 0
確定申告の季節ですね 2017年03月05日 13時50分 5
貯蓄から投資へ、ではなく 2017年02月09日 00時18分 2
通貨が変われば金利も変わる 2016年11月06日 23時20分 0
子育て女子の選ぶ保険とは?その2 2016年06月21日 23時18分 0
子育て女子の選ぶ保険はどれ?その1 2016年04月05日 23時00分 2
住宅を買うなら 2016年02月02日 13時46分 158
NISAについて思うこと 2015年11月21日 00時19分 0
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Let’s腸活♪ 2017年02月17日 23時32分 1
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被扶養者って何? 2016年05月24日 20時32分 1
『痴漢を離さないで』 2016年02月18日 14時33分 2
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防災・減災について、皆さんのご意見ください。 2016年03月28日 23時45分 1
お母さんだけの部屋 ~その1 お母さん、部屋をつくる~ 2016年02月23日 15時35分 2
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衆議院解散総選挙、皆さんはどう思いますか? 2017年10月02日 10時00分 0
家事は気づいたほうが率先してやればいい 2017年03月11日 00時53分 3
自己責任?? 2016年06月04日 20時36分 2
『ナオミとカナコ』 2016年03月06日 20時29分 1
『偽装の夫婦』面白いです。 2015年11月15日 18時13分 0
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保育園って子育てする人の見方じゃないの? 2018年05月10日 09時40分 0
結婚届が幸せを決める?! 2017年03月09日 02時44分 3
女の子なのに?男の子なのに? 2016年09月07日 13時58分 1
育児の大変さ 2016年01月29日 23時24分 4
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先の見えない自粛生活~3密でコロナ破局?~ 2020年05月03日 16時09分 0
山尾志桜里議員の「不倫」って何が悪いの? 2017年09月08日 19時32分 30

新着記事一覧

  • ❗❗スタート❗❗上野千鶴子基金 学術奨励賞(第2期)申請期間:2026年5月1日(金)13:00 ~ 2026年5月10日(日)24:00

    2026.05.01 Fri

    受付が始まりました! 5月10日(日)24:00まで受け付けます。 詳細はこちらから❗ https://uenofoundation.com/shorei

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    カテゴリー:助成金

  • 福島はまだ復興していません(やはり気になることば・123) 遠藤織枝

    2026.05.01 Fri

     4月中旬、桜には間に合いませんでしたが、福島市郊外のNPO法人「花見山を守る会」を訪ねてきました。2011年の震災以前から、守り手のいなくなった里山を整備して数々の花を植えて見事な花の山を作り上げているNPOで、震災後は被災地から福島市内に避難してきた人々への支援を幅広く根強く続けてきている団体です。わたしの属している「にほんごの会企業組合」も震災後からコロナのころまで、日用品や衣類などを送って細々と支援のお手伝いをしていました。一時期、布地を送って手芸品を作っていただき、それをこちらで買うというささやかなお手伝いもしていましたが、我々の方も高齢化して買う人も少なくなり、いつの間にか中断していました。その後みなさんどうされているかを知りたくての、久々の福島行きでした。手芸のグループの皆さんも、たまたま週1回の集まりでNPO法人の集会所に来ておられて、お会いできたのはラッキーでした。 E(わたし):まだ手芸の会が続いていたんですか。もう解散されたかと思ってました。 Nさん:いや、もうここでみんなに会えるのが楽しみで、南相馬に戻ったんだけど、1時間半かかって通ってきてるの。5年ほどこっちで避難生活をした後で戻った。でもみんなに会えるのが楽しみで通ってくるの。 Kさん:手芸は楽しみで作っているだけ、手芸で作ったものも、花見に来る客のための店で売ってもらっているけど、たいしたことはない。家にはいっぱい作ったものがたまっている。今日くると知らせてくれていたらいっぱい持ってきたのに。 E: 手作りの品を欲しい人はいるはずだから、ほしい人と作る人とのパイプがあるといいですねー。 Kさん:でも、プレッシャーになるのは嫌だから、ほしい人がきたらあげるだけでいい。 E: でもやはりせっかく作ったものだし、少しでもお金が入った方がいいから、起業すればいいのに。コロナの時はマスクを作ってくださって本当に助かりました。私たちもせっせと売りましたねぇ、あの時は。 Sさん:あの時は白い布もなくなって、新しいシーツを買って来てよく洗って、小さく切って作った。ゴムひもがなくてこまったけどねー。  そのうち、避難生活のことに話は移りました。 Sさん:7か所の避難所を経て、やっと福島市内に落ちついた。初めは1日2日ですぐ帰ると思って出たのが、こんなに長くなるとは思わなかった。 Dさん:娘が出産した直後でミルクが買えなくて困った。1日おにぎり1個の時もあった。 Nさん:地震の前はばりばり働いていたのに、仕事もなくなりすることもなくなり、1日ジーっとしているのが辛かった。精神的に参りそうだった。向こう、小高町にいた時は会社に勤めて働き、家の仕事やら畑仕事やら、毎日毎日休むことなんてなかったのに。だからこっちに避難してきて、おかしくなりそうだった。たまたまSさんのお母さんと私の母が出会った。わたしとSさんは高校の同級生だったけど、互いに誰がどこにいるやら全くわからなくなっていた。ほんとに情報がなかった。偶然互いに近くにいるらしいとわかって会うようになり、何かしたいねと言っているところへDさんが加わって何か作ろうと、一緒なら何かできるだろうと。  そのうちここ「花見山」で全国からの支援品を集めている、そこへ行けば必要なもの貰えると聞いてここを知ったの。日用品など貰いに来るようになって。お茶っこ会でもすればいいと場所を開いていた。それでここを使っていいと言ってくれて、ここが手芸の会場になった。 Kさん:ここがあってほんとによかった。ほんとに360度以上の変化が起こったんだから。このおしゃべりできるメンバーができて、ほんとによかった。地震の前住んでた町では家に鍵かけることもなくて、みんなだれとでもしゃべってきたのに、福島に来たら隣の人とあいさつもしない。だれも知り合いもいない、1日誰とも話さない時がある。だからここへ来るとおしゃべりができていい。でも、こういう会を持っていない人の方がずっと多いから、自分たちは幸せ。  着物地で作った手提げ袋や、小物入れや、眼鏡ケースなど、手作りの手芸品、それぞれ、温かみがあってかわいらしいものばかりです。見たらほしいと思う人はいっぱいいると思われるのに、その作り手とほしい人とのルートがみつからないもどかしさを抱えて辞しました。       手芸品1:コースター      手芸品2: 眼鏡ケース  もうお一方Tさん、以前にお会いしてそのままご無沙汰していたのですが、ご在宅と聞きお宅に伺いました。迷惑ではないかと恐る恐る訪ねたのに、「しばらく来なかったねー、去年も来るかと思って待ってたんだよー」と、逆に歓迎されて恐縮してしまいました。ちょうど貰い物のタケノコを煮ておいたのがあると、小鉢にタケノコの煮物まで出してくださって、ますます身の縮む思いでした。  そのうち、アルバムを持って来て、「震災前に住んでいた富岡町の家のこと、避難した時のことなど、話してくださいます。 Tさん:富岡の家も売りたいけど、だれも買ってくれない、上のほうでは空き家をみんな買うとか言ってるけど、実際は嘘ですよ。草が生えるのでお父さんと草刈りに行かなくては。今度の土日は泊りがけで行こうかと思っている。3時間もかけていくんだからすぐ帰るのは疲れるし。家は電気や水はすぐ使えるけど、蒲団も何もみんな整理しちゃった、家具はもう何もない。ホテルに泊まるしかない。そいでも草刈っておかないとすぐにぼうぼうになってしまうから。  先週も行って来た、ちょうど天皇が来ている時だった、もちろん会うことなんかないけど、でももっとひどいとこへ行ってみてほしいねー、まだまだひどいとこあるんだから。入れないとこもあるし。そういうとこ見てほしいねー。 と、ついつい愚痴が出てきていました。  福島に家も建てて、すっかり落ち着いて暮らしておられるように表面は見えますが、少しお話を聞くだけでも、まだまだなことが次々に出てきます。福島の復興は道半ばです。東京で使う電気を生むために造られた原発が、地震と津波で電源を失って凄惨な爆発事故を起こしました。その結果、故郷を追われ、不自由な避難生活を強いられ、さんざんひどい目に遭ってきたのが福島の皆さんです。ことばに言い尽くせないほどの困難や苦労に耐えてこられた皆さんへの申し訳なさを忘れてはいけないと改めて肝に銘じた一日でした。  なお、お預かりしてきた手芸品は、近くの保育園でほしい人がいるかもしれないと、サンプルとして置いてきましたので、ここではコースターと眼鏡入れの2点しかお見せできませんが、注文があればいろいろな小物を作ってくださいます。こんなのを作ってほしいとご希望があれば゙取り次ぎますので、是非リクエスストしてください。手提げ袋、ポシェットなど、とてもリーズナブルな値段で作ってくださいます。

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    カテゴリー:連続エッセイ / やはり気になることば

  • 出原樹音・著『足助のおばさんと介護』   ◆出原樹音

    2026.04.30 Thu

    電子書籍を出版しました 昨年実母を見送って、夫の両親と私の両親4人を見送りました。夫の父(舅)を送ったのは2008年です。まだまだ「介護は家族(とりわけヨメ)の仕事」と見なされる時代でした。 私は2006年から個人ブログを綴っていて、20年を迎える今年4人の介護と看取りについての記事を抜き出し「電子書籍 kindle」として出版しました。気ままに綴ったブログから思いがけず切実な本音の記録が出来上がりました。 出版社の手を経ず、自費出版ですらない「電子書籍」は、編集も目次も全て自分一人でやりました。体裁は悪いですが、地方のいちヨメの記録をお読みください。 ◆書誌データ 書名:足助のおばさんと介護 著者:出原樹音 頁数:135頁 刊行日:2026/2/25 出版社:Amazon Services International LLC 定価:950円(税込み) https://www.amazon.co.jp/%E8%B6%B3%E5%8A%A9%E3%81%AE%E3%81%8A%E3%81%B0%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%A8%E4%BB%8B%E8%AD%B7-%E5%87%BA%E5%8E%9F%E6%A8%B9%E9%9F%B3-ebook/dp/B0GQ1CCFN2

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    カテゴリー:著者・編集者からの紹介

  • 田中 香 ・杜岡 遥 ・ 高田 みかこ著『山と女子の今昔ものがたり: 第一集 京都・御嶽山・屋久島』   ◆田中久陽(編集者)

    2026.04.30 Thu

    「動」と「静」を超えた、未知なる「愉快」への扉  一味違う「山と女子」の神秘を解き明かす一冊が誕生した。もろもろの欲や世間からしばし離れ、一切の妥協なく山に向かう女性像は、これまでにも存在した。このご時世、少々昔の作品ではあるが、望月玲子の『DONT0 EXCUSE ME! 1~3』をしみじみと思い出す。それは「山ガール」という言葉が生まれる前の作品であり、売れっ子予備校講師・敷島カイの破天荒な山行きと人間模様を綴った、山の「自己責任感」を楽しめる少女漫画である。  この「自己責任感」について、新田次郎は次のように語っている。「私は山が好きだから山の小説を書く。山好きな男女には本能的な共感を持ち、彼等との交際の中に、他の社会では見られない新鮮なものを見つけ出そうとする。のびのびとしたように見えていて、実は非常なほどきびしい山仲間の世界の中の真実が私には魅力なのである」。  ここで、本書が描く「山と女子」の立ち位置をより明確にするため、これまでの登山史における代表的な系譜と対比させ、少しばかり道案内を試みたい。  第一の対比軸は、望月玲子の漫画『DONT0 EXCUSE ME!』の主人公・敷島カイに象徴される「動」の登山である。彼女の山への向き合い方は、都会的で洗練された「お洒落さ」を纏いながらも、その芯には一切の妥協を許さないストイックさが貫かれている。気になる男友達から「君のシェルパ(案内人)として連いていくから、アルプスの水晶を一緒に見たい」というロマンチックな誘いを受ける場面もあるが、彼女の本質は飽くまで「行動的」かつ「目標至上主義」な登山にある。人類初の8000メートル峰全14座完登を成し遂げた伝説的登山家ラインホルト・メスナーに想いを寄せるその姿は、自らの身体能力を限界まで駆使し、高みという困難な目標を攻略することに価値を見出す、自己実現としての登山を体現している。  これに対し、第二の軸として挙げられるのが、さらに時代を遡った戦前の山岳文学に見られる「静観派」あるいは「逍遥派」と呼ばれるスタイルである。これは、肉体を酷使して頂上を目指す「動的」な衝動から距離を置き、深い森や渓谷の静寂に身を浸して自然を慈しむ、内省的な登山を指す。時代の変化と共に、山を「克服すべき対象」から「静かに味わう対象」へと捉え直そうとする思潮がそこにはあった。  では、本書『山と女子の今昔ものがたり』で語られる彼女たちの姿は、こうした「動」の挑戦なのか、あるいは「静」の瞑想なのか。はたまた、それらを掛け合わせたものか、あるいは単なるスピリチュアルな癒やしを求めるものなのか。  結論から言えば、本書が提示する境地はそのいずれの枠組みにも収まらない。  本書の筆者たちが辿り着いたのは、単なる行動や観察を超え、その土地が持つ歴史や霊性と自己との境界が消失していく感覚である。例えば、平安の遺構で「思考がぷつりと途切れ、微かな響きを受け取る」ような瞬間や、異域としての山に対する根源的な畏怖。それは既存のカテゴリーでは分類し得ない、ヒトが本来持っている「愉快」を、土地との交信を通じて再発見していくという、全く新しい山との関わり方なのである。 京都の変容と平安の残響(執筆:KT/田中香)  送り火で知られる大文字山を擁する京都東山において、いま一千年の時間軸で見ても類例のない「異変」が起きている。筆者の一人であるKT(田中香)は、近年の地球温暖化に伴う植生の変化が引き金となり、大規模な地形の変容が生じている現場に立ち会った。その結果、地表を覆っていたものが剥ぎ取られ、平安時代初期から存在した「山林寺院」の遺構が、まるで歴史の深層から洗い出されるように現代の白日の下に晒されているのである。  この山林寺院という存在は、平安文学を読み解く上で、地味ながらも極めて重要な構成要素の一つである。例えば、『伊勢物語』第七十七段には次のような一首が残されている。 「山のみな移りて今日にあふことは 春の別れをとふとなるべし」  この歌は、京都山科の山中に位置する安祥寺上寺(あんしょうじかみでら)において詠まれたものだ。KTは地元の長老と共にこの聖域を隈なく探索し、千年の時を経た今なお、当時の地勢がほぼ変わらぬ姿で保存されていること、そしてその空間に詠歌の響きさえもが通奏低音のように残っていることを肌で感受するに至った。  その体験は、極めて身体的な感覚を伴うものであった。彼女がその場所で、ふわりと包み込まれるような、言葉では言い表しがたい安心感に浸っていた時のことである。手にしたフレンチトーストの甘みを噛みしめていたその刹那、不意に彼女の思考がぷつりと途切れた。意識は依然として澄み渡り、クリアな状態を保っているにもかかわらず、頭の中からは一切の言語が消失してしまったのである。そして、その訪れた静寂の中で、彼女はまるで微かな共鳴のような、ある決定的な「何か」を確かに受け取ったのである。 御嶽山の不可思議と屋久島の意志(執筆:HM/杜岡遙)  一方、かつて噴火のあった霊峰・御嶽山における記録である。ここで深く、かつ「愉快に」行を修めた筆者・HM(杜岡遙)は、自ら直接・間接に数々の不可思議な現象を体験している。その光景は、筆者の言葉を借りれば次のようなものである。「その時。ザバリと唐突に湖面が波立った。水が文字通り割れるように動いて、その真ん中に教会長が姿を現す。その全身はまるで飛び込む前と同じ。雫一つすら滴っていない。そして……。その手には一振りの剣が握られていた。」  HMはその後、活動の拠点を屋久島へと移すが、そこでも日常的に「不思議」が顕在化している様を観察し続けている。筆者は「生存のため以外で人が山に入り活動することを、屋久島の山は実は許しているわけではない。つまり『開山』されていないのではなかろうか」という、一種の「爆弾発言」とも取れる考察を綴っている。しかしこの指摘は、屋久島の山に深く踏み込む者であれば、例外なく認めざるを得ない真実であると確信させる重みを持っている。 知恵と祈りが交差する異界(執筆:MT/高田みかこ)  同じく屋久島在住であり、母方に島の血を引く筆者・MT(高田みかこ)もまた、屋久島の山を一歩踏み込めば油断ならない「異域」へと繋がる場所であると定義する。彼女いわく、「島人にとっての山は、知恵と力があれば帰還できる異界」なのである。例えば、近所に住むある男性は、山仕事に赴く際、決して弁当を完食せずに帰宅したという。それは最初から完食しないことを前提とした量であり、万が一遭難した際の合理的な「保険」であると同時に、山という存在に対する切実な「祈り」でもあったのである。  彼女らの経験や観察、そして気づきは、明らかに「動」でも「静」でもなく、その双方を合わせたものでもない。一言で言えば、それは土地と自分との境界を超えた先にある、本来の「愉快」の(再)発見である。激変する現代に向けて、「本来、ヒトは愉快なものである」というメッセージを遠い過去から発信しているかのようである。  また、付録のレシピ集はその愉快さを「可食化」したものであり、そう感じるのは私だけではないだろう。本書は京都東山、御嶽山、屋久島という「異域」への扉を指し示す、もう一つのガイドブックでもある。通常のガイドブックと共に、皆様の旅の供となれば何よりである。 ◆書誌データ 書名 :山と女子の今昔ものがたり: 第一集 京都・御嶽山・屋久島 著者 :田中 香 ・杜岡 遥 ・ 高田 みかこ 頁数 :121頁 刊行日:2025/12/22 出版社:同期書院 定価 :1540円(税込) 山と女子の今昔ものがたり: 第一集 京都・御嶽山・屋久島著者:田中 香Independently published( 2025/12/22 )アマゾンで買う

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