アンチ・アンチエイジングを生きる(旅は道草・192)やぎ みね
2026.01.20 Tue
毎年、繰り返す年の瀬とお正月。今年もまたお節づくりに励む。京都四条の藤井大丸地下の「タベルト」(ギリシャ語のTavernaに由来し、家庭的なギリシャ料理やお酒を楽しめる店という意味)で材料を買う。ところが、このビルが2026年、改築されるとか。次の年末の買い物はどこへ行こうかと迷ってしまう。
娘といっしょに2日かけてつくる。数の子は塩抜きをして薄味に。たらこ、伊勢エビも甘みのあるお醤油で薄口に仕上げる。サワラのみそ漬け。昆布巻き。田作り用にフライパンでゴマメを煎って甘辛くからめる。黒豆は鉄鍋にクギを入れてつやを出し、じっくり火を通す。大根と人参をスライスして干柿と橙と柚子で柿ナマスをつくり置きする。栗きんとんは、さつまいもと栗で甘く。蒲鉾と厚焼き卵と近くのフロマージュ・ドゥ・ミテスのシェーブル(ヤギ)のチーズを添えて。たたき牛蒡は日持ちよく。お煮染めは野菜を数種入れて柔らかく煮込む。お雑煮は小大根、人参、かしら芋を茹で置きして元旦に京風白味噌仕立てでいただく。寺町三条の三嶋亭に並んで買った牛肉と糸こんにゃく、九条ネギで「牛肉のしぐれ煮」を仕上げて最後に、お重の飾りにセンリョウを添えて出来上がり。毎年のことだけど、ちょっと疲れる。年越し蕎麦と「とらや」のお菓子と昆布茶、お屠蘇と鏡餅を用意して、あとは三が日、みんな揃って祝うだけ。
元旦はお屠蘇とお節料理とお雑煮をいただき、孫娘にお年玉をあげて、娘と孫は近くの元夫の家へお年賀に向かう。少し腰を傷めているらしい彼も、何とか無事に過ごしているようだ。その後、娘と孫と待ち合わせて街へ出かける。
八坂神社 2日は御所西の「菅原院天満宮神社」へ。菅原道真が、ここで生まれて産湯をつかったという平安時代から続く「初湯の井戸」。今でも地下から良質の水が湧き出ている。知恵を授かるお守りをいただき、高校受験を迎える友だち3人に孫は届けにゆく。彼女自身は中高一貫校の公立中学に通うので幸い、受験はせずに済む。そのあと四条通りをぞろぞろと歩いて八坂神社へ初詣に向かう。引いたおみくじは「吉」だった。帰りはぼつぼつ歩いて夕刻、同じマンションの男友だちの部屋で囲炉裏を囲んで、みんなでお祝い。今年2月に99歳(白寿)を迎える叔母も元気に過ごしてくれて、ほんとにありがたい。 コリアタウン
3日はK-POPに夢中の孫に誘われ、新快速・大阪環状線に乗って大阪鶴橋の「コリアタウン」へ。店先でトルネードポテト(竜巻ポテト)やトッポギ(おもち)、キンパ(海苔巻き)など韓国のファーストフードを少し買って食べ歩く。昼食は徳山(韓)食堂でソルロンタン麵、石焼ビビンパ、ヤンニョムチキン、チヂミ、キムチをいただき、お土産にキムチとキンパを買って帰る。どれもみんな、とってもおいしくて安い。 ゴースト&レディ
4日は大阪の劇団四季劇場へ「ゴースト&レディ」を見にゆく。原作は藤田和日郎の漫画『黒博物館ゴーストアンドレディ』のミュージカル。
1853年~1856年のクリミア戦争(ロシア帝国とオスマン帝国・フランス・イギリス・サルディーニャの連合軍との戦争)で野戦病院に派遣されたフローレンス・ナイチンゲールの活躍とドルーリー・レイン劇場に棲むシアター・ゴースト(灰色の男)グレイとの愛の物語。演技も歌も照明も装置も、ほんとにすばらしく、俳優たちの力演に息をのみ、舞台に釘付けになって見入ってしまう。
そして1月7日、七草粥をいただき、お正月はおしまい。さあまた、いつもの日常が戻ってきた。
さて1月末は「高齢社会をよくする女性の会・京都」の読書会。上野千鶴子著『アンチ・アンチエイジングの思想 ボーヴォワール『老い』を読む』(みすず書房、2025年4月)の第一章「老いは文明のスキャンダルである」の当番が待っている。しっかりと読まなくちゃ。
いつもながら上野さんの文章は、どこを読んでも論理的で的確。研ぎ澄まされた名文が続く。
ボーヴォワールは、この本を1970年、62歳の時に書いた。『第二の性』は1949年、41歳の時。
「老いた人たちに対して、この社会はたんに有罪であるだけでなく、犯罪的でさえある。それは発展と豊富という神話の背後にかくれて、老人をまるで非人(パリア)のように扱う。しかしだからこそ、私はこの本を書くのである。凶暴の沈黙を破るために。人間たちがその生涯の最後の時期に老いて人間でありつづけるように要求することは、決定的な変革を意味するであろう」とボーヴォワールは書く。
階級差別(classism)と性差別(sexism)との闘いから年齢差別(ageism)との闘いへ。「老いに抗うアンチエイジズムの思想こそ、エイジズムそのものにほかならない」と上野さんは言う。
老いは「他者」の経験。老いはなぜ忌避されるのか?
『第二の性』は「女として」書かれ、『老い』は「老女として」書かれるという女の「当事者性」。『第二の性』では女性は「第一の性」としての男性にとっての「他者」となる。だが「老い」は、ほかならぬ自分が「他者化」してきた「老人」に自分自身が変化していく。「この他者は、私なのだ」と知る。この死ぬに死ねない社会で誰もが「老い」という経験から逃れることはできない。どんな強者も、いずれは老いて弱者になるのだから。
老いが惨めなのではない。老いを惨めにしているのは文明の方なのだ。だからこそ「老いは文明のスキャンダルである」とボーヴォワールは言った。上野さんは、その時まだ30代だった。
1983年、全米女性学会でレズビアン・フェミニストのバーバラ・マクドナルドの演説に上野さんは出会う。「70歳、80歳、90歳がどんなものか、歳をとることは、それを新しく発見する過程である。高齢女性がこの経験について語れば語るほど、私たちを否定する社会に住む私たちは、それがどんなに革命的なことかが、わかってくる。私たちはセクシズム(性差別)の被害者でもあるけれど、エイジズム(年齢差別)の被害者でもある」。この言葉を聴いて上野さんは壇上のバーバラ・マクドナルドに掛け合い、彼女の著書の日本語訳の許可をもらったという。
即ち、若さを維持するための「アンチエイジング」ではなく、「アンチエイジング」に抗う「アンチ・アンチエイジング」を知らしめるために。
「超高齢社会」の日本。65歳以上の高齢者の人口比7%以上を「高齢化社会」と言い、14%以上を「高齢社会」と呼ぶ。日本は、2015年、高齢化率26.6%、2025年、29.4%に達した。2025年、平均寿命(2024年データ)は女性87.13歳、男性81.09歳の長寿国となった。
「超高齢社会」は、死ぬに死ねない老後が待ち受けている。そこで日野原重明は「サクセスフル・エイジング」、死の直前まで壮年期を引き延ばす思想を主張する。樋口恵子の「ピンピンコロリ」の思想だ。上野さんは、それを「自分が老い衰えることを、見たくない、聞きたくない、考えたくない思想のことだ」と翻訳する。だけど、そんな「アンチエイジング」を、果たして私たちは迎えられるのだろうか?
「1970年のボーヴォワールが予想もしなかった時代を生きている私たち。4人に一人が高齢者、人生の最後に長期にわたる要介護期間を過ごす。ボーヴォワールが見ることのなかった超高齢社会の現実の中で、彼女が解けなかった問いにどうやって立ち向かえばいいのか? 彼女の不屈の挑戦のバトンを受け取りたい。これが私の課題である」と上野さんは結んでいる。
ああ、そうなのだ。私たちは今、この時代、リアルに「老い」を生きている。「昨日できたことが今日できなくなり、今日できることが明日できなくなる、という確実な衰えの経験」を「それならこの経験を新鮮な思いで味わい、自分の新しい現実をありのままに受け容れたい」と上野さんは書く。
「老い」に抗う「アンチエイジング」なんて「エイジズム」にほかならない。ならば私も老いるからこそ「アンチ・アンチエイジング」をめざしていこう。
ここで私の過去の思い出の独り言。
今から60年前の1966年、サルトルとボーヴォワールが人文書院の招きで来日した時、ボーイフレンドに誘われて岡崎の会場へ長い行列を並んで参加した私。だけど、その時の講演の中身はちっとも覚えてないのだ。
その2年後の1968年、パリ5月革命が起こる。当時、ソルボンヌ大学に学んでいた女友だちは「カルチェラタンの私の下宿に警官に追われて逃げてきた学生を匿ったことがあるのよ」と語ってくれた。
1995年、パリを旅した時、パリ・モンパルナスの墓地にサルトルとボーヴォワールの二人がいっしょに埋葬されている墓を訪れ、ふと感じたことがある。結婚制度にとらわれない自由な関係(契約結婚)を続けた二人が、なぜ同じ墓に入っているんだろうと不思議に思ったことを。
私は今、リアルに「アンチ・アンチエイジング」を生きている。もう若さなんていらない。ありのままに歳を重ね、そのままに生きていくしかない。それもなかなかに難しいことなのだけど。
でも歳を重ねることは年々、手帳にメモを書き続けるように、ささやかだけど、大事な私の歴史、自分史を紡いでいくことかもしれないと思ったら、なんだか少し気が軽くなり、ちょっとだけ、うれしくもなったよ。
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カテゴリー:旅は道草 / 連続エッセイ
WAN最終講義アーカイブに、故西川祐子さんの最終講義動画を加えました
2026.01.19 Mon
WAN最終講義アーカイブに、以下の最終講義の録画を収録しました
【最終講義をされた方】
京都文教大学 西川 祐子教授
西川祐子さんは、2024年6月12日に逝去されました。
謹んで哀悼の意を表します。
【最終講義の標題】
ことばをリレーするために
-わたしの女性史、女性学、ジェンダー研究―
【開催日】
2008年2月13日(水)
【会場】
京都文教大学 指月ホール
【専門分野】
フランスと日本の近現代文学、女性史・ジェンダー研究
【退職年月日】
2008年3月31日(月)
【プロフィール】
(出所 京都文教大学「訃報 西川 祐子 京都文教大学名誉教授が逝去されました」https://www.cyber.kbu.ac.jp/kbu/whatnew/2024/06/post-231.html)
●略歴
1966年 京都大学大学院文学研究科博士課程修了
1969年 パリ大学で文学博士号取得
1996~2008年 京都文教大学人間学部教授
2006~2008年 京都文教大学人間学研究所所長
2022年~ 京都文教大学名誉教授
2024年6月12日 ご逝去
●受賞
2017年 京都新聞大賞文化学術賞(『古都の占領 生活史からみる京都1945-1952』(平凡社/2017))
2023年 令和5年度京都市文化功労者
●主著
『森の家の巫女 高群逸枝』(新潮社/1982)/新書版(第三文明社/1990)
『女性とは何か(上・下)』(共訳/人文書院/1983)
『花の妹 岸田俊子伝』(新潮社/1986)/文庫版(岩波書店/2019)
『私語り樋口一葉』(リブロポート/1992)/文庫版(岩波書店/2011)
『借家と持ち家の文学史 「私」のうつわの物語』(三省堂/1998)/【増補】文庫版(平凡社/2023)
『共同研究 男性論』(共著/人文書院/1999)
『近代国家と家族モデル』(吉川弘文館/2000)
『京都フィールドワークのススメ あるく・みる・きく・よむ』(共著/昭和堂/2003)
『住まいと家族をめぐる物語 男の家、女の家、性別のない部屋』(集英社/2004)
『共同研究 戦後の生活記録にまなぶ 鶴見和子文庫との対話・未来への通信』(共著/日本図書センター/2009)
『日記をつづるということ 国民教育装置とその逸脱』(吉川弘文館/2009)
『フェミニズムの時代を生きて』(共著/岩波書店/2011)
『京都発!ニュータウンの「夢」建てなおします 向島からの挑戦』(共著/昭和堂/2015)
『古都の占領 生活史からみる京都 1945-1952』(平凡社/2017)
『鶴見和子と水俣――共生(ともいき)の思想としての内発的発展論』(共著/藤原書店/2024)
『「人間喜劇」総序・金色の眼の娘』(バルザック・著、西川祐子・翻訳/岩波書店/2024)
担当:WAN最終講義アーカイブ 内藤
info-npo@wan.or.jp
https://youtu.be/5t-iQzNCU_s
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カテゴリー:最終講義
WAN主任上野千鹤子2026年新年致辞
2026.01.18 Sun
https://youtu.be/lX_PUZ3aA64
新年快乐!
我是妇女行动网络(WAN)的理事长上野千鹤子。
回顾过去的一年,我们经历了充满挑战的艰难历程。我们身处特朗普浪潮之中。在日本,众议院选举和自民党总裁选举最终迎来了日本历史上首位女首相。然而,和许多人一样,我也不禁感到,这一里程碑带来的并非纯粹的喜悦,而是挥之不去的挫败感。我们在WAN网站的专栏《高市现象与我们》(
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カテゴリー:ビデオメッセージ / About WAN / a-中文簡体字
船橋邦子著『性差別大国・日本 私のフェミニズムの旅から』 渡辺みえこ(詩人)◆
2026.01.18 Sun
行動するフェミニスト、船橋邦子さんの軌跡を記した著書が出版された。
赤い帯には「このままでは死ねない! 沈黙は差別を許すだけ、変えていくことはできません。変えるのは行動と連帯です」と訴えている。
まさにウーマンリブ世代からの熱い呼びかけだ。
1944年生まれの彼女の女性解放を求めての旅は、日本の女性が生きてきた戦後である。
あらゆる平等は、未だ道半ばだが、彼女のような女性たちが満身創痍で闘い勝ち取ってきた権利の上に私たちは日々過ごしている。
巻頭に「地球規模で考え地域で活動しよう」という「NGOとして参加した国際会議の合言葉」が掲げられているが、これは彼女が現在まで実践していることだ。
彼女の出身校、神戸高校には、七歳上の先輩に樺美智子さんがいて、大きな影響を受けそのころから「教員の父と政治論争をはじめた」という。
現在は、このころの禁欲的フェミニストを嫌う女性もいるが、船橋さんは、生きることを楽しみ、おしゃれでユーモアもある。また料理上手でお正月には仲間の女性たちに素敵なおせち料理をふるまっている。
彼女の旅は「1960年代の大学闘争」や、ベトナム反戦運動のなかで、「戦後とは、民主主義とは、人権とは、国家とは、国民とは、の問いとともに始まります」と記している。
その途上で世界中の「人と出会い、繋がり、悩み、迷い、失敗を重ね、笑い、泣き、喜び、感動しながらフェミニズムを生き、エンパワーした私の旅の記録であり、連帯と行動の記録」であるという。
日本の女性学を共に築いてきた友人たちの大事な名が記されている。「アジアの女たちの会」(1977年)で松井やよりさん、「日本女性学会」(1979年)の小林富久子さん、渥美育子さん、編集スタッフとして駒尺喜美さん、藤枝澪子さん、井上輝子さん、田中和子さん、田嶋陽子さん、北沢杏子さん、国信潤子さん、渡辺和子さん……。メディアなどへの抗議行動も行われ、このころから「婦人」が「女性」に、「汚物」は「生理用品」に、「父兄」、「美人妻、独居高齢女性、未亡人」などの言葉もなくなった。
1980年に、3人の子育て中に思い切って参加したコペンハーゲンの第2回世界女性会議、婦人の10年中間年、に参加して、「南北問題の視点を」、「女たちが自分や自分の国の問題としてとらえていくことが今最も必要」との思いを強くする。
2001年の参議院選挙で、立候補の要請を受けて、大阪女子大学女性学研究センター教授の仕事を捨てての決断だった。成功には至らなかったが、「船橋邦子さんを国会に送る勝手連」や、「「魂の純度」の高い人たち」との「支援被支援の」関係は、「失ったものとは比較できないほどの大切な価値を学ぶ機会となりました」と振り返っている。
また「NGOフォーラムで出会ったアフリカ・アジアの「「南」の女性たちから学んだ、いまだ終わらない日本を含めた帝国主義による植民地支配と女性への抑圧の構造と向かい合い、国家を超え、ひとりの女性として彼女たちと繋がるネットワークづくり、下からのグローバル化の旅」だったともいう。
佐賀県立女性センター・県立生涯学習センター初代館長、大阪女子大学女性学研究センター教授、和光大学教授を務めたが、そのような研究職もフェミニズム運動とともにあった。
そして「学問とは、研究とは、何のために、誰のためにするのか、と問い続けつつ、次の世代にバトンを渡し、私のフェミニズムの旅を終わらせたいと思います」とフェミニズムの根源的な問いを投げかけている。
しかし今ますます世界は彼女のような女性を必要としている。
終章に載せられている「インドフェミニスト団体声明2001年」の「女の私には国がない、私の国は全世界」という言葉は、今後も私たちが目指していく目標であろう。
巻末には、戦後の世界と日本、女性団体やNGO関係の動きの詳細な年表が載せられている。
以下の目次に示された、女性差別を、言語化し解放運動をしていく彼女の活動は、地球という生命体を含め、共に生き延びるための闘いであるということが示されている。
• 序章 生きるためのフェミニズムを求めて
性差別の解消はどこまで進んだか/世界女性会議とフェミニストとの出会い/行動綱領の策定にNGOが果たした役割/女性の視点から近代と向き合う/本土だけに適用された日本国憲法/トランプ政権とプッシュバックの中で/
• 第1章 性差別大国・日本
差別は区別から始まる/性差別大国、日本の現状/「永田町住民」のやる気のなさ/税・社会保障制度が性差別を再生産/「家族は一心同体」という家族政策/「均等法」制定と「女性分断元年」/少子化対策と一体化した「男女共同参画社会基本法」/国際基準との大きなへだたり/行動と連帯を/
• 第2章 フェミニズムとの出会い――人生を変えた出来事
生い立ち/私の母と祖母/講義に出るより自治会に出入り/東大闘争の渦中に/私のフェミニズムの旅の始まり/「アジアの女たちの会」/日本女性学会設立直後に入会/結婚・子育て/
• 第3章 アジアの女性ネットワークと「アジア女性会議」
80年代日本の時代背景/◎アジア女性会議宣言文/「南」の女性による「北」の女性への問い――1980年第2回世界女性会議/【論考1】フォーラムに参加して感じたこと/【論考2】フェミニズムと第三世界/第2回アジア女性会議「創り出そう女たちのアジアを」
• 第4章 世界の女性が燃えた「北京会議」と「北京行動綱領」
アジア発、最大規模の国連会議/NGOフォーラム――出会いとネットワークづくりの場/女性の権利は人権である/政府間会議――北京JACの発足/「ポスト北京」新たな歴史が始まる/
• 第5章 カイロ人口開発会議と女性の基本的人権
優生保護から母体保護法へ/日本のSRHRをめぐる問題/SRHRへの攻撃のなかで新たな希望の兆し/94カイロ国際人口開発会議と「女性と健康ネットワーク」/【論考3】開発・環境・女性と人口/加藤シヅエさんのこと/【論考4】大正デモクラシーを生きた女 加藤シヅエ/
• 第6章 新自由主義とナショナリズムとバックラッシュ
【論考5】ジェンダー平等政策とバックラッシュの背景/【論考6】千葉県での条例制定をめぐる「攻防」から見えてきたもの/【論考7】新自由主義とジェンダー平等は両立しない――新自由主義に終止符を!
• 第7章 女性が政治参画するということ
「権利の上に眠るな」/女性議員はどれくらい増えた?/選挙制度の改革・女性たちの動き/女性を政治参画に促す要因/挑戦することで学んだこと、手にしたもの/参院選と9月11日事件、1週間後のノート
• 終章 「核」の脅威のなかで「平和」と「平等」を考える
「キルトの世界」をイメージして/終わらない戦争人類存亡の危機――フェミニズムは問われている/
• あとがき
• 戦後関連年表
• 参考文献
• 著者執筆リスト
◆書誌データ
書名 :『性差別大国・日本 私のフェミニズムの旅から』
著者 :船橋邦子
頁数 :304頁
刊行日:2025/11/4
出版社:三一書房
定価 :2750円(税込)
性差別大国・日本: 私のフェミニズムの旅から著者:船橋 邦子三一書房( 2025/11/04 )アマゾンで買う
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