わいわいWAN
わいわいWANは、 若い世代を中心としたオンライン&オフラインの集まりです。しごと、キャリア、恋愛、結婚、出産、育児のさなかにいる自分たちの感じたことや思ったことを、語り合い、つながり、情報を発信していく場です。 オンラインではそれぞれの身近な問題や出来事について自由に語り合い、オフラインではわいわい楽しく交流していく場を提供します。
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| タイトル | 作成日 | コメント |
|---|---|---|
| 会議で声を荒げる人々 | 2017年03月05日 10時16分 | 1 |
| 今日の係長語録④ | 2017年02月28日 23時43分 | 4 |
| 金曜日の夜 | 2017年02月26日 08時04分 | 2 |
| 今日の係長語録③ | 2017年02月22日 00時00分 | 3 |
| 奇跡的な夜 | 2017年02月18日 20時15分 | 2 |
| 初飛行機…! | 2017年02月20日 23時57分 | 4 |
| Let’s腸活♪ | 2017年02月17日 23時32分 | 1 |
| 今日の係長語録② | 2017年02月15日 00時16分 | 1 |
| 台湾の慰安婦記念館に行ってきました! | 2017年02月09日 23時42分 | 1 |
| 貯蓄から投資へ、ではなく | 2017年02月09日 00時18分 | 2 |
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|---|---|---|
| 「コロナ禍でどうしてる?」 | 2020年04月24日 15時10分 | 19 |
| ゲームばかりする夫をどう思いますか? | 2016年06月24日 21時53分 | 1 |
| 夫に死んでほしい妻たち? | 2016年05月19日 10時25分 | 2 |
| 平日のPTA活動について… | 2015年11月12日 20時04分 | 2 |
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|---|---|---|
| 一人大黒柱の男性社員sが多様な人たちを働きにくくしている | 2019年12月21日 22時18分 | 148 |
| 派遣社員が物申す!④ | 2019年06月04日 23時26分 | 0 |
| 既婚者優先の年末年始休暇について | 2018年10月12日 00時39分 | 2 |
| ズバリ悩みは全国転勤 | 2017年06月30日 20時34分 | 0 |
| 派遣社員が物申す!③ | 2017年06月25日 22時42分 | 4 |
| 派遣社員が物申す!② | 2017年05月26日 19時39分 | 4 |
| 派遣社員が物申す!① | 2017年05月10日 00時01分 | 1 |
| 今日の係長語録⑧(ひとまず最終回) | 2017年03月29日 00時13分 | 1 |
| 今日の係長語録⑦ | 2017年03月22日 20時58分 | 2 |
| 今日の係長語録⑥ | 2017年03月15日 00時25分 | 4 |
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|---|---|---|
| 夏休み、旅行はどうされますか? | 2020年08月06日 08時35分 | 0 |
| 初飛行機…! | 2017年02月20日 23時57分 | 4 |
| 台湾の慰安婦記念館に行ってきました! | 2017年02月09日 23時42分 | 1 |
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|---|---|---|
| 真夏おすすめの食べ物ありせんか? | 2016年07月10日 16時49分 | 2 |
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|---|---|---|
| 2000万円問題 | 2019年06月12日 21時18分 | 0 |
| 選挙は買いか | 2017年10月05日 22時05分 | 0 |
| the 都議選 | 2017年07月02日 22時13分 | 0 |
| 確定申告の季節ですね | 2017年03月05日 13時50分 | 5 |
| 貯蓄から投資へ、ではなく | 2017年02月09日 00時18分 | 2 |
| 通貨が変われば金利も変わる | 2016年11月06日 23時20分 | 0 |
| 子育て女子の選ぶ保険とは?その2 | 2016年06月21日 23時18分 | 0 |
| 子育て女子の選ぶ保険はどれ?その1 | 2016年04月05日 23時00分 | 2 |
| 住宅を買うなら | 2016年02月02日 13時46分 | 158 |
| NISAについて思うこと | 2015年11月21日 00時19分 | 0 |
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|---|---|---|
| Let’s腸活♪ | 2017年02月17日 23時32分 | 1 |
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|---|---|---|
| 被扶養者って何? | 2016年05月24日 20時32分 | 1 |
| 『痴漢を離さないで』 | 2016年02月18日 14時33分 | 2 |
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|---|---|---|
| ツイッターでフェミニストを多数発見 | 2019年08月24日 23時15分 | 0 |
| 講演 戦後批評の正嫡 江藤淳 上野千鶴子 | 2019年08月16日 23時12分 | 0 |
| フラワーデモ 8.11 東京 | 2019年08月12日 00時15分 | 1 |
| 週刊読書人3301号 対談=信田さよ子X大嶋栄子 | 2019年08月09日 22時25分 | 0 |
| 静かなる情熱 エミリ・ディキンスン | 2019年08月07日 00時33分 | 14 |
| 屋上庭園 甦る言語芸術の精華 松本完治・編 | 2019年08月04日 22時46分 | 0 |
| セックス・ピストルズ God Save The Queen | 2019年08月04日 16時06分 | 0 |
| 風流夢譚・パルチザン伝説・ゆきゆきて神軍・政治少年死す | 2019年08月04日 15時31分 | 148 |
| 朝日新聞土曜版be みちのものがたり 金子文子 | 2019年08月03日 22時04分 | 143 |
| 図書新聞 3411号 | 2019年08月03日 21時41分 | 147 |
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|---|---|---|
| 防災・減災について、皆さんのご意見ください。 | 2016年03月28日 23時45分 | 1 |
| お母さんだけの部屋 ~その1 お母さん、部屋をつくる~ | 2016年02月23日 15時35分 | 2 |
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|---|---|---|
| 衆議院解散総選挙、皆さんはどう思いますか? | 2017年10月02日 10時00分 | 0 |
| 家事は気づいたほうが率先してやればいい | 2017年03月11日 00時53分 | 3 |
| 自己責任?? | 2016年06月04日 20時36分 | 2 |
| 『ナオミとカナコ』 | 2016年03月06日 20時29分 | 1 |
| 『偽装の夫婦』面白いです。 | 2015年11月15日 18時13分 | 0 |
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| 『署名活動』女性も天皇になれるよう皇室典範改正を希望します! #愛子天皇 を希望する会 | 2024年07月03日 10時35分 | 0 |
| ご署名をお願いします!女性も天皇になれるよう皇室典範改正を希望します! | 2024年06月05日 14時57分 | 0 |
| 9月29日(金)「おおよそ70の女たち これからが面白い!」のお知らせ | 2017年09月10日 18時21分 | 0 |
| 劇団銅鑼創立45周年記念公演第2弾No.50『いのちの花』 | 2017年06月25日 21時52分 | 0 |
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|---|---|---|
| 保育園って子育てする人の見方じゃないの? | 2018年05月10日 09時40分 | 0 |
| 結婚届が幸せを決める?! | 2017年03月09日 02時44分 | 3 |
| 女の子なのに?男の子なのに? | 2016年09月07日 13時58分 | 1 |
| 育児の大変さ | 2016年01月29日 23時24分 | 4 |
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| 誹謗中傷・名誉毀損判例勉強会(無料)4月7日に開催します | 2023年03月26日 18時11分 | 0 |
| 誹謗中傷・名誉毀損判例勉強会(無料)4月7日に開催します | 2023年03月26日 18時06分 | 0 |
| 女性はいつもこう感じておられますか? | 2020年07月23日 08時58分 | 0 |
| 性暴力救援センター協力弁護士は同時に加害者弁護をしないでください! | 2017年12月13日 10時01分 | 0 |
| DV・モラルハラスメントに苦しむ方へ byサバイバー | 2017年08月04日 03時46分 | 2 |
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|---|---|---|
| 先の見えない自粛生活~3密でコロナ破局?~ | 2020年05月03日 16時09分 | 0 |
| 山尾志桜里議員の「不倫」って何が悪いの? | 2017年09月08日 19時32分 | 30 |
新着記事一覧
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「この人が、いてくださったから私がいる」と、誰もが思う人(旅は道草・198)やぎ みね
2026.07.20 Mon
「このひとがいなかったら・・・今のわたしはなかった」と、新版・中西豊子著『女の本屋の物語』(晶文社、2026年6月15日)の表紙に上野千鶴子さんは書く。そのとおり。みんな誰もが、そう思うだろう。私にとっても中西豊子さんは、私の「遅い、遅い女の目覚め」を蘇らせてくださった命の恩人なのだから。 中西豊子さんが、京都の町家を店舗にして書店を開業したのが1972年、40歳からの出発だった。そして「海外には女性の本の専門店がある。日本にも女の本屋が必要よ」という渡辺和子さん(55歳の若さで亡くなってしまわれたけど、思い出はいっぱい)の言葉に中西さんは共感し、10年後の1982年1月16日、日本初の女の本屋「ウィメンズブックストア」を誕生させた。 本棚には「女性論」「からだ・性」「こころ」「女性と仕事」「女性と法律」「女性史」「自伝・評伝」などの本が並ぶ。同時に女の本を紹介する「ウィメンズブックス」の会報も誕生する。編集長は木下明美さん。「ウィメンズブックス」友の会の会員は発刊当初、200人を超え、日本のフェミニストの増加とともにどんどん広がっていった。選書して本を紹介し、書棚に長く並べておくには取次ではなく、買取り方式しかない。だから「女の本屋」の本棚を眺めれば、いつでもほしい本が、すぐに見つかるのだ。 1984年6月、ロンドンで開かれた第1回国際フェミニスト・ブックフェアに中西さんは単身で参加。1986年、オスロの第2回国際フェミニスト・ブックフェアにも参加して、日本のブースを開く。世界各地のブックショップに女たちのネットワークがあることを知った中西さんは、遂に京都の「女の本屋」に日本の女たちのネットワークの場を誕生させたのだった。 本屋の2階に女のスペースが生まれた。古い二階建ての日本家屋の和室を改装して長机を置き、女たちのたまり場ができあがった。そこへリブの女たちやフェミニストたち、女性学研究会のメンバーや外国の女性たちも、鉄製の階段をトントンとのぼってやってきて、女たちの出会いの場となる。8畳と6畳の和室に、時には40~50人もの女たちが溢れて、床が抜けるのではないかと本気で心配するほど。このたまり場から『からだ・私たち自身』『資料 日本ウーマン・リブ史』全Ⅲ巻の編集や「女のフェスティバル」(1986年~1995年)の企画、「高齢社会をよくする女性の会・京都」など、いくつもの女のグループが次々に生まれていった。DVに悩んでやってきた女性は話を聴いてもらって、帰りはすっかり元気になって戻っていく。いつもその真ん中に中西豊子さんがいた。 そのシスターフッドの中から、ボストン女の健康の本集団著、監修/藤枝澪子 校閲/河野美代子・荻野美穂『からだ・私たち自身』(松香堂書店、1988年)が生まれた。藤枝澪子さん、荻野美穂さん、河野美代子さんをはじめ、本著の翻訳や編集にかかわった50人に及ぶスタッフ一人ひとりの顔写真が表紙裏を飾っているのも圧巻。 『からだ・私たち自身』の出版記念パーティが二条城横のホテルニューキョート(今はスーパー・デイリーカナートイズミヤ堀川になっている)で開かれた。素敵な表紙を装丁してくださった宮迫千鶴さんは真赤なドレスを着て。麻鳥澄江さんのバンドと歌にあわせて、最後はみんなで踊り終えた。あの宮迫さんも、今はもう、いらっしゃらない。 溝口明代・佐伯洋子・三木草子編『資料 日本ウーマン・リブ史』全Ⅲ巻(ウィメンズブックストア松香堂、Ⅰ巻(1969~1972)・1992年発行、Ⅱ巻(1972~1975)・1994年発行、Ⅲ巻(1975~1982)・1995年発行)は、枕のような分厚い重い3冊。この本と『からだ・私たち自身』は、ともに歴史に残る女たちの名著となる。その編集に私もかかわらせていただいたことは、なんともうれしい。 最初、『リブ史』の出版元を探して中西さんは当時、三一書房社長だった荒木和夫さんに依頼されたが、残念ながら断られたらしい。荒木さんは豊子さんと京都府立山城高校の同級生で、1953年11月、「荒神橋事件」で京大の学生デモ隊が警官隊と衝突。そのリーダーだった荒木さんは京大を停学となり、後に三一書房社長となる。豊子さんは女学校3年の時、戦後の学制改革で男女共学となり、入ってきた男子学生たちが、スラスラと論語を読み、数学のレベルも高く、その学力差を目のあたりにして教育の男女格差に愕然とする思いがしたという。仲のいい同級生には先の荒木和夫、映画監督の伊丹十三、阪神タイガースの吉田義男らがいた。みんなもう、鬼籍に入ってしまわれたけど。心当たりの出版元すべてに断られた中西さんは、『リブ史』をウィメンズブックストア松香堂書店から出すことを決意した。 余談だが、三一書房の荒木和夫さんから1977年、私の元夫に「三一新書から本を出してみませんか」と声をかけられ、八木晃介著『差別のなかの女性 底辺を歩いた母たち』(三一新書、1978年)を出していただいた。当時、ゲラのやりとりをあれこれ手伝ったのも、その頃の思い出の一つ。 1970年代に始まった日本のウーマン・リブの運動は、1971年8月、信州のリブ合宿を経て全国へと広がっていく。リブの女たちは各地で「ミニコミ」を出していた。その膨大な資料を集めていた溝口明代さんたちは、「ぜひこれを本にまとめたい」と考えていた。名古屋の溝口明代さんのお宅を訪ねた中西さんは、数箱のダンボールに納められた膨大なミニコミ資料を見て、「これを本にまとめるのは大変やな。えらいこっちゃ。でも女たちのミニコミはぜひ世に出さなくちゃ」との思いで早速、編集にとりかかった。豊子さんはミニコミグループの著者・編者たち一人ひとりに丹念に手紙を書く。「来る日も来る日も手紙を書いた。原稿の督促、問い合わせ、連絡,お礼状、お尋ねに対する返答」等々。腱鞘炎になっても書き続けられた豊子さん。『リブ史』刊行後、あの、ややこしいリブの女たちから何ひとつ文句が出てこなかったのは、すべて中西さんが書かれた、お手紙の力が大きい。 出版に際してトヨタ財団の助成金を申請する。審査にやってきた男は全く女性問題のことはわからない元学生運動の活動家だったが、膨大な編集作業を目にして、女たちの熱い思いを聞いて感激されたのか、無事に助成金を獲得する。150万円ほどだったかな。 できあがった本は、どんどん売らないといけない。豊子さんは再び全国の図書館や大学図書館に売り込みの手紙を書き、次々と本の納入が決まっていった。あの分厚い本の出版が、全く赤字を出さずに済んだのは、すべて豊子さんの営業力のすごさによるものだ。すばらしい。 これらの本は今、WAN「女の本屋」のサイトにすべてアーカイブで入っている。国会図書館にも。世界中から年代を超えて誰もが読むことができる。WAN「ミニコミ図書館」のアーカイブをつくってくださったボランティアスタッフの方々のお力に、心からの感謝を捧げたい。 やがて「女の本屋」の二階に「フェミネット企画」が生まれた。ここから私と中西さんとの仕事のおつきあいが始まる。1999年施行の男女共同参画社会基本法を前に、「男女平等と共同参画の21世紀社会をめざす京都府行動計画(KYOのあけぼのプラン)」策定(1989年)に伴い、「女の本屋」のすぐ横の京都府庁から女性政策課長が本屋の二階に駆け込んでこられた。「女性の啓発誌や女性講座、イベントをやりたいので相談に乗ってほしい。そのために個人の本屋ではなく企画会社を立ち上げてはどうか」という提案だった。 それを受けて豊子さんは女の企画会社「フェミネット企画」を立ち上げた。その後しばらくして、中西さん自ら、近くに住む私の家を訪ねてきてくださり、「フェミネット企画で、あんたも手伝ってくれない?」と声をかけてくださったのだ。私の2冊の本、『女(わたし)からの旅立ち 新しい他者との共生へ』(批評社、1986年)と『関係を生きる女(わたし) 解放への他者論』(批評社、1988年)を「女の本屋」に置いてもらい、「女のフェスティバル」でも、ごいっしょしていたこともあって。 当時、私は元夫と離婚したばかりで、北陸の内灘への離婚旅行から帰ってきてすぐ職安に行ったら、46歳の専業主婦に「残念ながら仕事はありませんね」といわれ、やっと見つけた京大病院前のお蕎麦屋さんで働いていた頃だった。それから10年あまり、『からだ・私たち自身』の編集にもかかわっていた、ふじみつこさんと二人でフェミネット企画を担当することになる。企画、編集、取材、写真撮影、広告とり、割り付け、版下づくり(当時はまだ写植の時代だった)等々。1994年、「女の本屋」が大阪天満のドーンセンター1Fに移転した後も(2002年から森屋裕子さんが店長の「ウィメンズブックストアゆう」となる)、ふじみつこさんと二人で小さなアパートを借りて仕事を続けていった。 女性問題啓発誌「KYOのあけぼの21」の発行、女性講座「KYOのあけぼの大学」の講師派遣、「KYOのあけぼのフェスティバル」を年1回、宝ヶ池の国立京都国際会館で開催。1000人を超える人々が集まった。近県の「男女共同参画プラン」つくりにもかかわっていく。 これらの企画の入札には電通、博報堂など数社に混じってフェミネット企画も参加した。男たちは女性問題の何たるかも全くわからず、形だけを整えてやってきた。私とふじみつこさんと二人で、中西さんと相談しながら企画書をつくり、無事に落札。潤沢な予算もついた。 「KYOのあけぼのフェスティバル」で思い出に残っているのは、作家の五木寛之さんをお招きして「暗愁」のタイトルで講演をお願いした時のこと。 ずっと昔々、元夫に3年間でラブレターを200通書いたことを、ふと思い出し、五木寛之著『内灘夫人』の主人公・霧子に寄せて五木寛之さんに講師依頼のラブレターを書いたら、なんと、ご本人から「行きますよ」とお返事をいただいたのだ。会場にお迎えした当日は雨だった。バーバリーのレインコートを手にした五木寛之さんと並んで歩いて楽屋へお連れしたのも懐かしい思い出の一つ。 世界のフェミニストたちが京都へやってきた。ベティ・フリーダンもジュディ・シカゴもニキ・ド・サンファルも、豊子さんの呼びかけで。フェミネット企画も、ニューヨークからジャズピアニストの秋吉敏子を迎え、当時、ニューヨーク在住のサックス奏者・MASAの「Swing MASA Band」と京都国際会館で共演してもらったこともある。 そして「女の本屋」の強力なスタッフはなんといっても豊子さんの娘さんの中村美奈子さんだ。「経理の一切、経営に必要な事務一切」を取り仕切っておられた。本の発送も、あんなに見事に荷造りをされるのかと思うほど完璧に。趣味のウィンドサーフィン好きが高じてハワイのマウイ島にレストランを開いて移られたが、帰国後の今も年に数カ月、マウイ島でサーフィンを楽しまれている。 私は、といえば情けないことに豊子さんから叱られてばかり。離婚後の日々、メソメソしていた私。元夫から舅の食事の世話を頼まれ、近くの家へすぐ駆けつける私を見て「あんたはフェミニストの風上にもおけない女ね」と呆れられ、たしなめられてばかりだった。 豊子さんの京料理は、とびきりおいしい。豊子さんが育った大店の2階から祇園祭の山鉾巡行を眺める日など、行事のたびに台所にプロの料理人がやって来て、出汁のとり方や京料理をつくるのを子ども心にじっと見ていて、しっかり覚えたという。豊子さんのおうちの近くに住む私も「おいしいもん、食べにおいで」と誘われ、お話をしながら御馳走をいただくのが、とってもうれしいひととき。 そしてウィメンズアクションネットワーク(WAN)の誕生については、新刊に上野さんが追記されている。「もう活字の時代は終わり。これからはウェブの時代」と、いつも一歩も二歩も先を歩かれる中西豊子さんの発想から、2009年5月、WANはスタートを切った。その立ち上げの企画会議も豊子さんのご自宅に女たちが集い、わいわいガヤガヤ、おいしいお料理をいただきながら、またたく間に進んでいった。女たちのポータルサイトは世界でも、まだ珍しいとか。 中西豊子さんは誰よりもいち早く新しいことに着手され、それが軌道に乗ったと見るや、すぐに若い人たちにバトンを渡され、あとは一切、口出しされないのが豊子さんの流儀。そうやってWANも確実に若い人たちに受け継がれていくことだろう。大きな期待を込めて若い人たちを応援しよう。 65歳で亡くなられた夫の中西亮さんのことは本書に詳しいので、どうぞお読みあれ。世界の古代文字を訪ねてアフリカのサハラ砂漠や東南アジアの密林の奥深く、ヘリコプターが落ちないかとハラハラドキドキしながら、お二人で活字を探しに行かれた危険な旅の数々を何度も伺ったことがある。亮さんが亡くなられた後、豊子さんが「夫は私に残り時間を、たっぷりくれたのよ」とおっしゃった一言が、今も忘れられない。 「一人で生きる、女として」。なんてカッコいいのだ。中西豊子さんは、女たちみんなにとっての女の助言者「ウー・メンター」なのだ。「この人がいなければ、私たちはいない」。私より10歳年上の豊子さん、いつまでもお元気でいてくださいね。これからも、ずーっと豊子さんを見習って私も生きていきますから。
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🚩申込締め切りは7月29日です🚩 Web上映会&対談『バニシャンタ物語~沈みゆく売春島に生きる』
2026.07.18 Sat
対談イベントが7月30日実施ですので、映画鑑賞・イベント参加希望ともに、7月29日で受付を締め切らせていただきます。 ご希望の方はお早めにお申し込み下さい。映画『バニシャンタ物語~沈みゆく売春島に生きる』 監督:モハマド・シャハダット・ホサイン(バングラデシュ) オンライン配信 ◆画配信期間:2026年7月19日(日)~29日(水) ライブ配信 ◆対談(上野千鶴子×ホサイン監督)2026年7月30日(木)19:00~ 参加費 WAN会員・無料~ 非会員・1500円~ 学生・非正規・500円 ・応援チケットあり 詳細は以下の申し込み先からご確認ください。 申込先 https://peatix.com/event/5039922 主催◆認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN) 『バニシャンタ物語』上映実行委員会 後援◆上野千鶴子基金 *本作の日本語字幕は、上野千鶴子基金の助成により制作されました。
カテゴリー:WANの活動
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ブレイディみかこ・著『それはどこでも起こり得る 壊れゆく世界への抵抗』 ◆山本浩貴
2026.07.17 Fri
読む人すべてをエンパワーする知的興奮の書! 大反響を呼んだ『他者の靴を履く』から5年――、ブレイディみかこさんの渾身の人文書『それはどこでも起こり得る 壊れゆく世界への抵抗』が刊行されました。 本作は、いま世界的に問題となっている、極中、クラス・シーリング、テクノ大衆、リマイグレーション(移民の強制送還)などの言葉から、社会の深層を読み解いた一冊です。今、西洋で起きていることはすぐそこにある日本の姿かもしれない――という強い危機感から生まれた革新的な本です。 例えば、「極中(エクストリーム・センター)の時代」という章では、イデオロギーを捨て、権力維持を目的とする「極中」の政治勢力の不気味さに斬り込みます。イギリスのブレア政権以降、イギリス労働党では左派切りが次々と行われ、“陽気で”スマートな選挙CMがあふれかえります。彼らが重視するのは理念ではなく「権力奪取」であり、「効率のよさ」。イデオロギーを捨て去り、「現状最適化」ばかりを目指す政治がもたらす“道徳の空白地帯”に鋭い警鐘を鳴らします。 あるいは、フェミニズムの金句「個人的なことは政治的なこと」を再定義する章では、ミラン・クンデラの小説を糸口に、私的言動がすべて政治的正しさで裁かれる監視社会の息苦しさを指摘し、政治の論理からこぼれ落ちる「人間臭さ」を考察します。 1975年のアイスランドの「女性ストライキ」の歴史的成功は、異なる立場のグループが納得する「女性の休日」という言葉への言い換えという、アナキズム的な合意形成の最良の例です。他者を支配する力(power over)ではなく、「個の力」(power of)を取り戻すこと――そして他者と共有する力(power with)へと至る革新的な思想を打ち出しています。 個を圧殺するさまざまな言語的バイアス、見えない壁、社会構造にたいして、いかに「抵抗」していくか? 読む人すべてをエンパワーする、最高の知的興奮の書がここにはあります。ぜひお手にとってご覧ください。 書名 :『それはどこでも起こり得る 壊れゆく世界への抵抗』 著者 :ブレイディみかこ 頁数 :272頁 刊行日:2026/07/15 出版社:文藝春秋 定価 :1760円(税込)
カテゴリー:著者・編集者からの紹介
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横道誠/だいまりこ・著『自分の弱さを研究してみた。──当事者研究という新しい冒険』 ◆横道誠
2026.07.17 Fri
当事者研究とフェミニズム 本書は、私・横道誠と、YouTubeチャンネル『未来に残したい授業』を運営するだいまりこさんによる対話の記録です。東京・中延の「隣町珈琲」で開催した連続トークイベント「当事者研究のワンダーランド」全7回をもとに、発達障害とニューロダイバーシティ、宗教2世、ジェンダーとセクシュアリティ、海外生活経験者、情報発信などの主題を扱い、附録として希死念慮をめぐる対話を収めました。 当事者研究とは、北海道の「浦河べてるの家」で生まれた実践です。自分の抱える「苦労」を専門家の手から当事者たる自分の手に取りもどし、仲間とともにその仕組みを研究する。スローガンは「自分自身で、ともに」。忘れてならないのは、フェミニズムにはこの当事者研究の先駆形態という面もあることです。女性たちが個人の内面の問題とされてきたものを語りあい、社会構造の問題として捉えなおしてきたコンシャスネス・レイジングの営みは、当事者研究が受けついだ水脈にほかなりません。 WANの読者のみなさんに、まず開いてほしいのは第3章「ジェンダーとセクシュアリティ」です。だいさんはここで、「女性性を利用して生きてきた」という後ろめたさから、自分がフェミニストだと公言するまでの長い葛藤を語ります。専業主婦だった8年間への引け目や母娘関係の息苦しさを「私が選んだ過ち」と責めてきたけれど、フェミニズムを学ぶなかで社会構造の問題として捉えなおせるようになった──その道のりが率直に開示され、フェミニズムの先駆者たちの名前も言及されます。 評者の私自身は性的少数者として、発達障害者として、あるいは宗教2世として、女性たちの困難と地続きのトラウマに満ちた人生を歩んできました。あなたの苦労を研究するための一冊として、手にとっていただけたらうれしいです。 ◆書誌データ 書名 :『自分の弱さを研究してみた。──当事者研究という新しい冒険』 著者 :横道誠/だいまりこ 頁数 :248頁 刊行日:2026/7/13 出版社:教育評論社 定価 :2,200円(税込)
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