わいわいWAN
わいわいWANは、 若い世代を中心としたオンライン&オフラインの集まりです。しごと、キャリア、恋愛、結婚、出産、育児のさなかにいる自分たちの感じたことや思ったことを、語り合い、つながり、情報を発信していく場です。 オンラインではそれぞれの身近な問題や出来事について自由に語り合い、オフラインではわいわい楽しく交流していく場を提供します。
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| タイトル | 作成日 | コメント |
|---|---|---|
| 派遣社員が物申す!③ | 2017年06月25日 22時42分 | 4 |
| 派遣社員が物申す!② | 2017年05月26日 19時39分 | 4 |
| 派遣社員が物申す!① | 2017年05月10日 00時01分 | 1 |
| 今日の係長語録⑧(ひとまず最終回) | 2017年03月29日 00時13分 | 1 |
| 今日の係長語録⑦ | 2017年03月22日 20時58分 | 2 |
| 今日の係長語録⑥ | 2017年03月15日 00時25分 | 4 |
| 結婚届が幸せを決める?! | 2017年03月09日 02時44分 | 3 |
| 家事は気づいたほうが率先してやればいい | 2017年03月11日 00時53分 | 3 |
| 今日の係長語録⑤ | 2017年03月07日 19時59分 | 1 |
| 確定申告の季節ですね | 2017年03月05日 13時50分 | 5 |
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|---|---|---|
| 「コロナ禍でどうしてる?」 | 2020年04月24日 15時10分 | 19 |
| ゲームばかりする夫をどう思いますか? | 2016年06月24日 21時53分 | 1 |
| 夫に死んでほしい妻たち? | 2016年05月19日 10時25分 | 2 |
| 平日のPTA活動について… | 2015年11月12日 20時04分 | 2 |
| タイトル | 作成日 | コメント |
|---|---|---|
| 今日の係長語録⑤ | 2017年03月07日 19時59分 | 1 |
| 会議で声を荒げる人々 | 2017年03月05日 10時16分 | 1 |
| 今日の係長語録④ | 2017年02月28日 23時43分 | 4 |
| 今日の係長語録③ | 2017年02月22日 00時00分 | 3 |
| 金曜日の夜 | 2017年02月26日 08時04分 | 2 |
| 奇跡的な夜 | 2017年02月18日 20時15分 | 2 |
| 今日の係長語録② | 2017年02月15日 00時16分 | 1 |
| 今日の係長語録 | 2017年02月07日 22時19分 | 6 |
| 電車で見つけたオジサン達 | 2016年07月22日 10時59分 | 2 |
| おやじギャグ | 2016年03月12日 16時23分 | 1 |
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|---|---|---|
| 夏休み、旅行はどうされますか? | 2020年08月06日 08時35分 | 0 |
| 初飛行機…! | 2017年02月20日 23時57分 | 4 |
| 台湾の慰安婦記念館に行ってきました! | 2017年02月09日 23時42分 | 1 |
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| 真夏おすすめの食べ物ありせんか? | 2016年07月10日 16時49分 | 2 |
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| 2000万円問題 | 2019年06月12日 21時18分 | 0 |
| 選挙は買いか | 2017年10月05日 22時05分 | 0 |
| the 都議選 | 2017年07月02日 22時13分 | 0 |
| 確定申告の季節ですね | 2017年03月05日 13時50分 | 5 |
| 貯蓄から投資へ、ではなく | 2017年02月09日 00時18分 | 2 |
| 通貨が変われば金利も変わる | 2016年11月06日 23時20分 | 0 |
| 子育て女子の選ぶ保険とは?その2 | 2016年06月21日 23時18分 | 0 |
| 子育て女子の選ぶ保険はどれ?その1 | 2016年04月05日 23時00分 | 2 |
| 住宅を買うなら | 2016年02月02日 13時46分 | 158 |
| NISAについて思うこと | 2015年11月21日 00時19分 | 0 |
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|---|---|---|
| Let’s腸活♪ | 2017年02月17日 23時32分 | 1 |
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| 被扶養者って何? | 2016年05月24日 20時32分 | 1 |
| 『痴漢を離さないで』 | 2016年02月18日 14時33分 | 2 |
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| ジョゼフ・コーネル コラージュ&モンタージュ | 2019年07月07日 00時14分 | 0 |
| ニック・ランドと新反動主義 現代世界を覆う〈ダーク〉な思想 | 2019年07月05日 21時31分 | 0 |
| 週刊読書人 ブレイディみかこインタビュー | 2019年07月05日 20時46分 | 0 |
| マヤ・デレン 全映画&ドキュメンタリー (ダゲレオ出版) | 2019年07月04日 23時01分 | 0 |
| 芸術新潮 2019年 07月号 大特集 萩尾望都 | 2019年06月30日 22時12分 | 0 |
| 『女ぎらい』 上野千鶴子 | 2019年06月30日 00時20分 | 0 |
| 未来を花束にして | 2019年06月27日 10時53分 | 0 |
| 神保町ブックセンター 田中美津出版記念トークライブ | 2019年06月26日 23時00分 | 0 |
| フェミマガジン エトセトラ | 2019年06月23日 22時01分 | 0 |
| 見えない性的指向 アセクシュアルのすべて | 2019年06月23日 00時31分 | 0 |
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| 防災・減災について、皆さんのご意見ください。 | 2016年03月28日 23時45分 | 1 |
| お母さんだけの部屋 ~その1 お母さん、部屋をつくる~ | 2016年02月23日 15時35分 | 2 |
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|---|---|---|
| 衆議院解散総選挙、皆さんはどう思いますか? | 2017年10月02日 10時00分 | 0 |
| 家事は気づいたほうが率先してやればいい | 2017年03月11日 00時53分 | 3 |
| 自己責任?? | 2016年06月04日 20時36分 | 2 |
| 『ナオミとカナコ』 | 2016年03月06日 20時29分 | 1 |
| 『偽装の夫婦』面白いです。 | 2015年11月15日 18時13分 | 0 |
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| 『署名活動』女性も天皇になれるよう皇室典範改正を希望します! #愛子天皇 を希望する会 | 2024年07月03日 10時35分 | 0 |
| ご署名をお願いします!女性も天皇になれるよう皇室典範改正を希望します! | 2024年06月05日 14時57分 | 0 |
| 9月29日(金)「おおよそ70の女たち これからが面白い!」のお知らせ | 2017年09月10日 18時21分 | 0 |
| 劇団銅鑼創立45周年記念公演第2弾No.50『いのちの花』 | 2017年06月25日 21時52分 | 0 |
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| 保育園って子育てする人の見方じゃないの? | 2018年05月10日 09時40分 | 0 |
| 結婚届が幸せを決める?! | 2017年03月09日 02時44分 | 3 |
| 女の子なのに?男の子なのに? | 2016年09月07日 13時58分 | 1 |
| 育児の大変さ | 2016年01月29日 23時24分 | 4 |
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|---|---|---|
| 誹謗中傷・名誉毀損判例勉強会(無料)4月7日に開催します | 2023年03月26日 18時11分 | 0 |
| 誹謗中傷・名誉毀損判例勉強会(無料)4月7日に開催します | 2023年03月26日 18時06分 | 0 |
| 女性はいつもこう感じておられますか? | 2020年07月23日 08時58分 | 0 |
| 性暴力救援センター協力弁護士は同時に加害者弁護をしないでください! | 2017年12月13日 10時01分 | 0 |
| DV・モラルハラスメントに苦しむ方へ byサバイバー | 2017年08月04日 03時46分 | 2 |
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|---|---|---|
| 先の見えない自粛生活~3密でコロナ破局?~ | 2020年05月03日 16時09分 | 0 |
| 山尾志桜里議員の「不倫」って何が悪いの? | 2017年09月08日 19時32分 | 30 |
新着記事一覧
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特別編・知る人ぞ知る女性作曲家 徳山美奈子(シリーズV-8) 石本裕子
2026.07.15 Wed
1997年ウィーン国際作曲コンクール1位、「メメント・モリ」受賞時 今月は、特別編・知る人ぞ知る女性作曲家・徳山美奈子さんをお送りします。徳山さんは「陽の当たらない」どころか、長きにわたり光の当たる道を歩んでこられた方です。そこで本稿では、徳山さんご自身からご提案いただいた「知る人ぞ知る」というタイトルを使わせていただきました。以下の経歴は、徳山さんのホームページを基に最新の情報をご自身にお聞きしたものです 。 東京藝術大学、ベルリン芸術大学卒業。作曲を池内友次郎、矢代秋雄、尹伊桑に師事。1992年笙とハープの音楽「ファンタジア」で、第5回福井ハープフェスティバル国際作曲コンクール優秀作曲賞受賞。1995年同コンクール審査員。同年、クラウディオ・アバド音楽監督による、1997年度ウィーン国際作曲コンクールにて第1位優勝(日本人初)。受賞作のバレエ作品「メメント・モリ」が、1996年ウィーン・モデルン音楽祭でのオーケストラ初演を経て、1997年ウィーン国立歌劇場バレエ団により振付、舞台上演される(6日間公演)。 1996年「メメント・モリ」バレエ振り付け用ピアノスコア 1997年ウィーン・モデルンでの初演公演広告 2003、2004年日本音楽コンクール作曲部門審査員。2006年第6回浜松国際ピアノコンクール日本人作品委嘱作曲家。同コンクール課題曲「ムジカ・ナラ」、2017年第29回日本ハープコンクール課題曲「オリエンタルガーデン」等が代表作。凛として優美な作風は吉野直子、福間洸太郎を始め、内外の多くの演奏家に愛され、再演を重ねている。 2018年制作「序の舞~上村松園の絵に基づく」は、フランスのLeMonde紙に「絹のように繊細な音楽」と評された。 2013年より10年間の任期で厚生労働省社会保障審議会舞台芸術専門委員。 最新作のオラトリオ「光のみちを〜細川ガラシャの愛」が2025年熊本公演、2026年東京公演において大きな成功を収める。 2025年奈良公演 2026年「細川ガラシャ」東京公演 熊本県立劇場での初演舞台風景 この度の音源は「序の舞~上村松園の絵に基づく~」op.50をお聞きいただきます。上村松園の日本画《序の舞》に触発されたピアノ作品は、深遠で美しく魅了されました。 以下は徳山さんご自身が楽譜に記した解説です。 《序の舞》能楽では主に黄鐘調で奏されることから、洋楽でこの帳にあたるイ(A)音を主とする。 《曲の構造》「序」の中の序破急について。 序の中に又、序・破・急、その各々の中に又、序・破・急が在るという宇宙観。 https://www.youtube.com/watch?v=GvJNYqeM_2g 参考資料) HOME // Minako Tokuyama Official Website 徳山美奈子:上村松園・松篁・淳之の絵に基づくピアノソロ作品集 | Muse Press
カテゴリー:陽の当たらなかった女性作曲家たち / 連続エッセイ
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朝比奈あすか・著『おはなしの時子』 ◆北原博子 (市民意見広告運動事務局)
2026.07.14 Tue
「ばあば」の成長物語なのか 「お孫さんに、『ばあば』と呼ばせている方は本当に『ばあば』っぽいんですよね」。初孫が生まれたときにお祝いの言葉とともにそういった美容師さんの言葉がわすれられない。 孫の愛梨が交通事故を起こしたという詐欺電話にひっかかり、大金を騙し取られた「ばあば」こと時子79才。8年前に夫を見送り、「二階を間借りしている店子みたい」な独身の息子と暮らしている。 夫の死後、喪失感からうつ状態になっていた生活から立ち直ったのは近所で開催されているラジオ体操とそこで出会ったおしゃべり仲間との交流。 ありがちな設定に、これはどういう層を読み手として想定して書いているのかとイラッとしたのは冒頭に書いた「ばあば」くくりに自分が入れられた不快感を思い出したせいかもしれない。 ところで、ずいぶん前になるが、中学受験の国語問題について、「受験にでてくる小説はたいてい主人公の成長物語である。その流れを理解して問題を解くように」という説を夏目漱石研究者の石原千秋さんが書いていたが、これも(年はとっているが)主人公の成長物語と読めるかもしれない(そして孫の成長物語でもある)。 詐欺被害防止のための固定電話の解約期限までの2か月半、孫の助けも借りて、その電話番号0874(おはなし)を「おばあさんを騙す人でなく、おばあさんとお話ししたい人」に知らせて「おはなし電話」を開設する。その電話でのやりとりや、ラジオ仲間との交流の中で時子は自分の心のなかの「寂しさ」と向き合う。 主人公の内面が、おはなし電話でのできごとのほか、孫との関係、娘との関係、お喋り仲間との関係などで描写されるので散漫な感じは否めないが、それぞれの場面でてくる「あるある」で笑えたり、(そしてそのあるあるに対する時子の心の反応の描写が秀逸)楽しめる作品だった。 私は今月、時子が夫と死別した71才になるのだが、大学の同期の友人がお連れ合いを亡くしたことを最近知った。「大変だったのね」という私の言葉に「あまり話したくないの」と答えた彼女の心をこの小説のなかにたびたびでてくる夫がいない寂しさに重ねあわせた。 書名 :おはなしの時子 著者 :朝比奈あすか 頁数 :318頁 刊行日:2026/06/20 出版社:双葉社 定価 :1980円(税込) おはなしの時子著者:朝比奈あすか双葉社( 2026/06/17 )アマゾンで買う
カテゴリー:わたしのイチオシ
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女性史・ジェンダー史研究者(有志)で提出した「要望書」の趣旨とご報告 ◆平井和子(一橋大学ジェンダー社会科学研究センター客員研員)
2026.07.14 Tue
女性史・ジェンダー史研究者(有志)で提出した「要望書」の趣旨とご報告 (取りまとめ:平井和子 一橋大学ジェンダー社会科学研究センター客員研員) (※要望書はhttps://wan.or.jp/article/show/12555) わたしたち日本女性史・ジェンダー史研究者(有志、最終賛同人18人)は、政府が6月30日に閣議決定し、今国会で成立をめざす「皇室典範改正」の根拠として、百地章氏の「男系継承は2000年の日本独自の歴史文化伝統」(TBS「報道特集」7月4日)、高市早苗総理が各地で発する「126代にわたって男系で皇統が継承されてきた世界に比類なき日本の伝統」などという誤った歴史認識を崩すため、これまで日本女性史・ジェンダー史が蓄積してきた学術的論拠をもとに議論されるように7月8日午前中に「要望書」を提出しました。天皇制そのものに関する是非は一旦おき、歴史を研究してきた者として、新たな「歴史の捏造」を許さない、という1点で一致しての行動です。 10日に衆院で審議入りという情報を得て、それ以前に何とか、国会議員さん方へ「要望書」を間に合わせるため、急きょ平井が素案を書き、古代王権論の第一人者、義江明子さん(帝京大学名誉教授)、『性差の歴史』の監修をされた近世史の横山百合子さん(国立歴史民俗博物館名誉教授)、近現代史の石月静恵さん(桜花学園大学客員教授)たちの助言、修正、加筆を得て、「要望書」をまとめました。同時に歴史系のいくつかの学会へ呼び掛けましたが、短期間では学会内を一つにまとめることは不可能ですので、学会名は出さず、個人としてともに作業に参加くださったり、賛同署名を寄せられる方もあり、最終的に男女18人の署名をいただきました。 「要望書」取りまとめ作業と同時に、これを受け取り、賛同し、有効に動いてくださる国会議員さんを誰にするか―これは、わたしたち歴史研究者は初めてのアクションだったので、国会ロビー活動の経験豊かなWAN理事の福田和子さんに橋渡しをしていただき、時間を空けて直接手渡しに応じてくださる中道改革連合副代表(3党男女共同参画実践PT座長)の早稲田ゆき氏に面談することとなりました。 予め段取りをしてくださった早稲田氏の秘書さんからは、「来るのが遅い! われわれはもうだいぶ長い間議論してきた。もっともっと早めに要望書を持ってきてくれば・・」と言われ、すでに3党での合意ができていること、最後の「附帯事項」で自民党案を修正させるところまで後退している事実を知りました。危険な法案が拙速なまま目白押しの今国会、早稲田さんが午前中の会議で「附帯事項」への「直系長子」を修正として入れるべく、議論を交わされたようすで、私たちとの面談では、声が枯れて、言葉も聞き取れないほどの状態でした。 本当に短期間でのアクションだったので、それぞれ都合がつかず、手渡しの現場に来られる研究者は平井一人の状態でしたが、SOSを発しましたら、元『銃後史ノート』のメンバーで近現代女性史をやっているむらき数子さん、D-WANスタッフの永野眞理さん、フリーランスライターの平井明日菜さんが、駆け付け、同席くださいました。永野さんと平井さんの発言は、以下の『朝日新聞』(7月9日)にも掲載されました。この時のメディアは、急きょ知己の新聞記者さんを通じて『朝日新聞』、『毎日新聞』、『神奈川新聞』、『週刊金曜日』さんが取材にみえ、毎日新聞はその日の夕方にはデジタルでアップされ、たちまち26万回の閲覧となっていて、ネットによる影響力の広さ(怖さも?)感じました。 早稲田事務所のあと、予め電話連絡しておいた衆参の公明党、国民民主、立憲民主、共産、れいわ、社民の議院さんの事務所を廻り「要望書」を秘書さんへ預けました。共産党の吉良よし子事務所では、秘書さんがテーブルに招いてくださり、じっくり話を聞いてくださいました。 10日の本会議の質疑では、自民党の木原稔官房長官が「男系継承が古来例外なく維持されてきたことの重み」と答え、質問にたった自民党の小林鷹之氏(政調会長)は「2600年以上守り抜いた皇統の伝統」(赤字筆者)と、まったく荒唐無稽な、戦前の皇国史観を思わせる発言をしていました。日本女性史だけでなく、古代史研究、考古学研究が実証を重ね明らかにしてきた研究を歯牙にもかけず、自らが信じたい歴史認識でアクロバット的法案の成立を急ぐのは、自分たちがよって立つ根拠が歴史の検証に耐えられないことを薄々感じ、自信がないことの表れだと思います。本会議では、なんと、中道改革連合の小川代表は、質疑のなかで「言質が取れたから」という理由にもならない理由で賛成に回り、副代表の早稲田さんを含めて4人の議員は退席という選択をされました。 何ともやりきれない気持ちですが、新聞を読んだ一般の方々から、「男系は日本の誇るべき伝統、と言われると、それでは守らねば―と思ってしまいがちだけど、歴史家の人たちが研究に基づいて発言されて、目から鱗でした」、「連日、男系男子…との、国会での男たちの大合唱に、もやもやしていましたので、はっきり性差別!と言ってくださり、大共感です」、「見事な切り口でしたね。できれば天皇制の是非まで踏み込みたい所でしょうが、戦略的に大正解だと思います」、「歴史家は研究だけしているのではなく、歴史が捻じ曲げられそうになった時、行動を起こさなければなりませんね」などの感想をいただいています。もちろん「女性天皇なら良い、と読めるので、わたしは賛成できません」というメールもいただいています。 最後にジェンダー視点ならではの古代の女性天皇に関する位置づけに関して、義江さんの論を紹介しておきます。従来男性研究者が中心の古代天皇制研究では、女性天皇=「巫女」説や「中継ぎ」説が主流でした(今でも百地章氏は「中継ぎ説」です!)。が、義江さんは、研究者が持つ無自覚の「近代のジェンダー=女性は妻・母役割」というジェンダー・バイアスが、古代女性天皇の位置づけに持ち込まれた結果だと看破されました。たとえば、持統天皇は、天武天皇の喪がり中に先手を打って王権を奪取した女帝であること。また、7世紀後半の天智・天武の兄弟の父は舒明天皇、母は皇極(重祚して斉明天皇)なので、天智・天武は男系天皇であると同時に母を継いだ女系天皇であることなど。このような双系的継承の要素が古代には普通にありました。その後も中世、近世を通して、女性天皇が法的に禁止されたことはなく、平安時代末には暲子内親王(八条院)が天皇候補となっています。また、鎌倉時代末までは、男性天皇、女性天皇、幼帝それぞれの即位式の礼服が常備されていました。江戸時代にも二人の女性天皇が立てられています。 平井の専門は、近現代史のなかで、権威から最も遠い、歴史の中で忘却され、烙印を押された女性たちでしたので、この度の王権・天皇制に関しては、女性史研究者の中で共有されている最低限の成果を知る程度です。しかし、今回、古代から中世、近世、近現代の女性史・ジェンダー史研究者が急遽集まって、「要望書」をまとめることができました。この一連のアクションを通して何とか歴史家としての責任の一端を果たすことができたのではないかと思っています。 議論は参議院の場に移りました。7月16日にスピード採決のようですが、極端な歴史認識のまま数によって強行採決が行われないように、私たちみんなで監視していきたいものです。また、日本国憲法と象徴天皇制に関しては、今後も私たち主権者の問題として多角的に議論、考え続けていかねばならないと思っています。 (「有志」代表 石月静恵・平井和子・横山百合子・義江明子) 2026年7月14日 参考文献 古代に関しては: 義江明子『女帝の古代王権史』ちくま新書、2021年 近代の皇室典範の成立過程については: 早川紀代『近代天皇制国会とジェンダー』青木書店、1998年 加納実紀代『天皇制とジェンダー』インパクト出版会、2002年 鈴木裕子『天皇家の女たち』社会評論社、2019年 通史に関しては: 『性差(ジェンダー)の日本史』国立歴史民俗博物館、2020年 『新書版 性差(ジェンダー)の日本史』集英社インターナショナル、2021年 総合女性史研究会編『新・日本女性通史』朝日新聞出版、2010年 などを参照されたい。 要望書は https://wan.or.jp/article/show/12555 に掲載されています。WANサイト掲載の関連記事: ◯皇室制度のあり方や皇室典範審議〜女性団体から声明や批判の声〜 https://wan.or.jp/article/show/12542
カテゴリー:マイアクション
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【要望書】政府提出の皇室典範改正案を、日本女性史研究の学術的蓄積を踏まえたものに修正してください。 ◆日本女性史・ジェンダー史研究者 有志
2026.07.14 Tue
「要望書」 政府提出の皇室典範改正案を、日本女性史研究の学術的蓄積を踏まえたものに修正してください。 日本女性史・ジェンダー史研究者 有志 政府が6月30日に閣議決定した「皇族数確保のため」の皇室典範改正案に対して、多くの識者や関係者をはじめ、国民各層からから懸念、批判が報じられていますが、日本女性史・ジェンダー史研究が明らかにしてきた日本の権力者のジェンダーの在り方、特に古代における女性天皇輩出の背景に関する実証が抜け落ちています。ぜひ、歴史研究者に共有されている天皇の継承の在り方を踏まえたうえで多面的な議論をしていただきたく、「要望書」を提出いたします。 弥生時代から古墳時代前期4世紀頃までの首長墳には女性首長のものがかなりの割合で存在していることは周知の事実です。有名な弥生後期3世紀、豪族の合議で王となった卑弥呼は、広汎に存在した女性首長を象徴する存在です。その頃の倭(古代日本)について記した中国の歴史書『魏志倭人伝』には、政治的集会に「男女」全員が参加する様子が驚きを持って書かれています。古墳の人物埴輪にも男女が分担協力して政治や生活に当たっていた様子が確認されます。外交力や軍事力、統治能力にたけた男女が、豪族たちの合議によりリーダーに選ばれる社会だったのです。 転換は、7世紀末から8世紀初に中国に倣った律令国家が成立し、男系優先が公的に定まったからです。それでも女性を排除しない従来の継承の伝統は消えず、8世紀も含めて古代には8代6人の女性天皇が輩出し、またその後、女性天皇が立てられなくなった平安時代から中世においても、女性天皇の即位が禁止されたわけではありません。即位式の装束として、女帝装束も用意されていました。実際、平安時代の終りには女性天皇の候補に名前が挙がった人もいます(暲子内親王)。 近世には2代2人の女性天皇が誕生しました。 このような「日本の伝統」を踏まえず、明治時代に井上毅、伊藤博文らによって作成された皇室典範は、「神武以来の万世一系、男系男子」という史実に基づかない「新しい伝統」をつくりあげました。これは、帝国主義的近代国家をつくるために、欧米とは異なる日本の天皇制の長さを強調したいがための作為であったと理解されています。 現在、皇族に養子を迎えて「男系男子」による継承を主張する人々の中に「男系の皇室は2000年の独自の歴史文化伝統」とか「126代にわたって男系で皇統が継承されてきたことは世界に比類ない伝統」だという発信がありますが、そもそも2000年前に天皇は存在しませんし、日本女性史は、古代における天皇の継承には父母両方から受け継ぐ「双系制」が基盤にあったこと、また従来よく言われていたような「女性天皇=中継ぎ」論を排して、一族のなかでも尊敬され、実力をもった女性が合議で決められたことを明らかにしています。 ぜひ、日本女性史学が長年かけて実証し、多くの歴史家に共有されている事実を踏まえて、国民の理解に基づく象徴天皇制の在り方を慎重に、丁寧に考えていただきたく、ここに要望いたします。 2026年7月8日 WANサイト掲載の関連記事: ↓要望書提出の経緯がわかる記事は↓ ◯女性史・ジェンダー史研究者(有志)で提出した「要望書」の趣旨とご報告 ◆平井和子(一橋大学ジェンダー社会科学研究センター客員研員)https://wan.or.jp/article/show/12553 ↓ほかの女性団体からも批判や声明が上がっています↓ ◯皇室制度のあり方や皇室典範審議〜女性団体から声明や批判の声〜 https://wan.or.jp/article/show/12542 メディア掲載記事: 【皇室典範改正案】女性作家や日本女性史の研究者らが反対を表明 日テレニュースNNN 2026年7月9日 16:52 https://news.ntv.co.jp/category/society/05739152465c402b92125cd732250ab1 皇室典範審議、女性史家から批判の声「男系継承は作られた伝統」 毎日新聞 2026/7/8 19:10(最終更新 7/8 19:15) https://mainichi.jp/articles/20260708/k00/00m/040/297000c 皇室典範改正案に感じた「男女差別」 夫婦別姓反対論との「矛盾」も ジェンダー研究者ら16人、野党議員に要望書を提出 朝日新聞 2026年7月9日 https://digital.asahi.com/articles/ASV782GVJV78UTIL00RM.html?iref=pc_ss_date_article










