社会活動をテーマに書いてきた本エッセイであるが、
目の前の社会課題解決のために超多忙で2022年3月掲載以降お休みさせていただき。
気が付けばあっという間に1年も経って2023年3月になっていた。

2020年のコロナ禍を超えて。

すっかり、この2年間で実績と社会的評価をあげた私は43歳もなかばを迎え。

いよいよ社会を変えられる人になってきた。

社会を変える、日本を変える、この熱意をWANサイト読者の皆様に。
再び熱くお伝えすべく今月から本連載を再開することにした。

1年も連載をお休みしてしまったので、多くの皆様には忘れ去られてしまっているだろうと思うので、また、新しい若い世代の読者の皆様もいると思うので改めて自己紹介したいと思う。

2020年に苫小牧高専情報工学科を卒業した6期生、情報工学を当時専門で学んだ数少ない人種である。
それなのに就職氷河期、地元で事務職員として就職するも、3年の在籍で社内システムを一新、新システム開発・導入とシステム経験・実績を積み上げ2023年に当時新設された苫小牧高専専攻科電子生産システム工学専攻という専門の情報工学分野だけでなく、機械・電気電子・物質工学・環境都市工学まで選択制のカリキュラムで履修可能な横断的複合学科に入学、誰よりも単位を取得し、全てを優の成績評価で卒業。実質的にトップの成績で卒業。2年間のこの履修で大卒学士を得て、望んだSEの職に再就職した。

2015年にフィンランドネウボラをモデルにした市民活動団体「NPO北海道ネウボラ」を設立して子育て相談や、赤ちゃんひろば、妊娠期から切れ目のない子育て支援、子育ての困難普及を目指す取り組みを行なってきた。

2019年にはその活動継続のため、自身のSEスキルを活かしたIT企業「ハッピー・ファム合同会社」をソーシャルビジネスコンテスト入賞の機会に設立。
2020年2月にはフィンランド視察を叶え、帰国するとすぐにコロナによる一斉休校が国により実施され子育てが実質的に家の中に閉じ込められる緊急事態が始まった。
シンガポールの感染症対策チームリーダーを務める高専OBからの情報をもとに、一斉休校の措置に科学的根拠がないことを証明、北海道・札幌市へ提言し、全国の一斉休校の困難をストップさせたのが私である。

科学的根拠も論理的思考もわからないリーダーによる判断に国力は衰退の一途であることを私たちはもっと認識すべきである。
今の日本社会はエビデンスもなくその方向性に理念もない。リーダーの責任がないからもやっとした雰囲気のままに根拠ない国政策が目の前だけを見て走り続けていよいよ地方である北海道は消滅しそうな光景が目前に広がっている。

おかしいことはおかしいと国にでも道にでも地方にでも、私たちは新しい信頼性の高い知識を教えていかねばならぬ、伝えて行かなければならぬ。
狂ったトップを止める、変える、この国を変える、ここまでの実績を経て、NPOというこの国のブレーンとして実践を持ち、私の提案する様々な社会活動のモデルを社会実装することを目指すに至ったこの2023年、活動8年目を迎える。

そんな私であるが、2015年まではただの主婦であった。
2006年の26歳で子どもが生まれてから、自分の母親がシングルマザーであったので頼る先のない育児。
頼る先・預け先のない私に正社員の復職の席はなく、保育園は待機児童で認可に入れず、子育ては自己責任の名の下、子育てするために時間に柔軟な非正規雇用でいろんな職を転々としながらずっと働いていた。

2014年、北海道教育大学の事務補助員という、非正規雇用の職についてから私の人生は急激に一変した。

教育改革・女性起業・プログラミング教育・社会活動

そんなキーワードの中、インターネットの文字から出会ってしまった【ネウボラ】という言葉。

35歳まではただの主婦であった。

その時起こったことは、奇跡の連続。

私にだけ起こりうる事ではなく、誰にでもそれは起こりうる事だ。

北海道教育大学で勤めながら見聞きした学びが気づきを起こし、それが一気に私の意識に変化を起こし、勇気に変わった。

それまで、人生というものは変わるものではないと頑なに信じていた。
気づきから考えた。
もしかすると、人生というのは変わるものなのかもしれない。

そして、実際に「やってみる」という大きな勇気を実現した。

それだけだった。人生は大きく動き始めた。私はそれまで人生で使うべき魔法の力を持っていることを知らなかった。

誰にでも人生は変えられる。

皆さんにも、特に多くの女性達に知って欲しい、人生は自分の力で160°まで動かすことができる。

最近は、コロナ禍の活動を振り返るアウトプットや登壇の機会が増えて、改めて、多くの女性たち、子どもたちの困難であったことを思い出す。

私がこの2年間でやってのけたことは普通の人にはできなかったことばかりで、しかも、世の中の多くのことがストップする中でも相当な活動量であった。

今新しく始めていることも多々あるので、活動を始める前、ただの主婦からどんな奇跡が起きたのかや、この困難の2年間何をしていたのかとか、どこまでお伝えできるかはこのエッセイの継続的な読者の皆様にはご存知と思うが、相変わらず、そんなところを気ままに綴っていきたいと思う。

とりあえずは、久しぶりにこのような相変わらずの怒涛の毎日の中、皆さんに私の人生をお伝えするべく「執筆」に向き合っていることを喜んでいただき、本記事へアクセスすることでぜひ今後の継続を応援いただけることを皆さんのアクションとして期待している。

社会は絶対に変えられる、女性の困難を乗り越える、そんな日本を共に創り上げられることを願って。

ファミリー支援INV協会 代表理事
ハッピー・ファム合同会社 代表
NPO北海道ネウボラ 名誉顧問
五嶋耀祥

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